外国人技能実習制度とは
外国人技能実習制度とは、我が国で培われた技能、技術又は知識を技能実習生が実習を通じて修得し、母国(発展途上国等)への移転を図り、その国の経済発展を担う「人づくり」に貢献する制度となります。つまり国際貢献のため、発展途上国等の外国人を日本で一定期間(最長5 年)に限り受入れ、OJTを通じて技能を移転する制度となります。
受入れ機関は企業単独型と団体監理型に区分され、一般的には団体監理型として協同組合等監理団体を通じて技能実習生を受入れます。実習実施者(受入れ企業)と技能実習生は入国直後の講習期間以外は雇用関係の下、一般の従業員同様に労働関係法令等が適用されます。技能実習生は現在約41万人が在留しています。(令和元年 12月現在)
なお、実習制度の対象職種は85 職種156 作業に限定されており、すべての職種・作業が対象となるわけではありません。該当職種の確認も行いますのでお気軽にお問合せください。
実習生を採用するメリット
若い力で職場に活気を
アジア各国の平均年齢は日本よりも若く、若い世代が多く活躍しています。例えば、ベトナム国民の平均年齢は31歳と、日本の平均年齢の46歳と比べ15歳の差があります。(平成31年3月現在)また、仕事に対する意識も非常に高く同じ職場で働く同世代の日本人職員に良い刺激を与える場合も多くあり、若い世代の技能実習生が職場全体に活気を加えます。
経営の国際化・国際貢献
帰国した実習生を現地法人の責任者として採用している事例もあり、企業の海外進出のきっかけとなり得ます。また、制度を通じて日本の技能等を諸外国へ移転しその国の発展を担う「人づくり」に寄与するという国際貢献も果たしています。
技能実習・特定技能の拡大
現在日本では、技能実習制度を通じて多くの実習生が来日しています。新たに「特定技能」という在留資格も創設され、技能実習生の社会的ニーズはますます大きくなっています。母国の発展に寄与するだけでなく、日本の発展にも貢献しています。
申込から技能実習終了までの流れ
外国人技能実習制度を利用したいとお考えの企業様に、どのような手続きが必要なのか、技能実習生の入国から帰国までどのようになるのかなど、「外国人技能実習制度の流れ」ページには、下記内容を掲載しています。
充実した採用活動
実習期間
人数制限